経済産業省資源エネルギー庁は、SDGsに係るエネルギー教育について教師が作成する学習コンテンツを募集し、作成に関する必要経費の補助を行っています。
「SDGsエネルギー学習に関わる教師によるコンテンツの作成公募」の募集内容は大きく2つです。
①SDGsエネルギー学習を推進するデジタルコンテンツなどの繰り返し活用可能なコンテンツ制作の提案
②既存の動画やコンテンツを活用した教材の作成や授業手法の提案
ぜひこの機会にご活用をご検討ください。
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主旨
SDGsエネルギー学習の拡がりに貢献する、実際の授業に取り入れやすいツールや授業手法の開発、作成に関して、全国の小中学校に対して必要経費を補助いたします。
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SDGsエネルギー学習とは
人々の生活に欠かせない、だからこそ持続可能な社会の実現にも避けては通れない「エネルギー」についての学習。エネルギー教育の課題【4つの視点】に沿って、持続可能な社会を実現するために行う学習。本事業では小中学校を対象に推進する。
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支援の対象・範囲
①SDGsエネルギー学習を推進するデジタルコンテンツなどの繰り返し活用可能なコンテンツ制作の提案
(構想部分やコンセプトは応募する教師が行い、実際の制作は事務局側に相談・依頼することも可能となります。)- 幅広い地域や関係者において活用されることが期待されるデジタルコンテンツなどの繰り返し活用可能なコンテンツ制作であること
- エネルギーに関する主体的対話的な学びを促すもの
(小中学生が取り組みやすいデジタルコンテンツ(ゲーム)やカードゲーム、様々な主体が知識を高め合うインセンティブを伴うようなロールプレイングの場等) - エネルギー教育活動の拡がりに資する教材等
(なお、一回の授業でしか使われないような教材等はエネルギー教育活動の拡がりに貢献しないため対象外とする)
②既存の動画やコンテンツを活用した教材の作成や授業手法の提案
- ・既存のコンテンツ(例えば「電力バランスゲーム」など)を活用した授業手法の開発研究。その手法を他の教員が取り組むことができるように資料化を行うこと。
※必要に応じて取り組みを促すコンテンツや教材の作成にも経費を支援する。
※支援の範囲については、上述のコンテンツの作成等に要する費用(情報収集のための経費(視察等に係る旅費等)を含む。)とする。
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審査基準
- 生徒や教員が「取り組みたい」と思えるようなものか【興味を掻き立てられるか】
- 生徒自身がエネルギーについての学びをアウトプットすることで、モチベーション向上や深い理解につながるものか【対話的で深い学びを促すことができるか】
- 「これがあれば十分なエネルギー教育が行える」と思えるようなものか(他の学校や教員でも実施可能なものか)【再現性があるか】
- エネルギー教育における「4つの視点」のいずれかに立って学び、生徒が自分ごととして未来を考えるようなものか【主体性を促すことができるか】
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一件あたりの上限額
- 内容により増減(1件50万円程度※税抜)
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スケジュール
- ・11/23(火) 一次公募締切
- ・12/27(月) 二次公募締切
申し込み様式のダウンロードは以下のリンク先よりお願いいたします。
エネルギー学習コンテンツ作成公募 | SDGsエネルギー学習推進ベースキャンプ
https://energy-kyoiku.go.jp/teacher/