特許庁は、高等学校教育を対象とした知的財産教育とSDGsについての教材を公開しています。
教職員の皆さまが授業で使用できるスライドと生徒が記入するワークシートで構成されており、総合的な探究の時間以外での活用も可能です。
内容は知的財産について取り上げたものですが、SDGsについて包括的に学習できる優れた教材となっています。
特許庁では、高等学校の教職員の皆様に知財創造教育の意義を知っていただき、授業等において取り入れていただきたいという想いをこめて、高等学校の授業で活用いただけるコンテンツを作成しました。
本コンテンツは、SDGsと価値創造をテーマにしたコンテンツ集(メインコンテンツ10個+補強コンテンツ4個)となっており、教職員の皆様が授業等での説明に使うことのできるスライドに加えて、生徒が利用するワークシート、教職員の皆様用の指導案をセットにしています。メインコンテンツは、主に「総合的な探究の時間」や、「課題研究」の導入での活用を想定していますが、その他の教科でも活用できるようになっており(各コンテンツの指導案の中で、関連教科等について解説しています。)、補助コンテンツは、国語、情報Ⅰ、公民、家庭科での活用を想定したものとなっています。
また、知財創造教育やコンテンツの解説を記載した紹介用ペーパー(PDF:250KB)、活用の手引き(PDF:3,355KB)及びメインコンテンツ(MP4:76,242KB)の導入動画も合わせて作成しましたので、あわせてご覧ください。
メインコンテンツは、10個のそれぞれが関連し合うシリーズ教材となっており(各コンテンツ個別でも使用可能です。)、SDGsに関連する具体的な事例等から、知的財産のトピックを含む現代における諸課題等を踏まえた探究課題を設定でき、それに対して生徒自身が課題を発見し解決していくための資質・能力の向上につなげていただけます。なお、取り扱っている知的財産のトピックは、発明に関する内容だけではなく、データやデザイン、ブランド等、昨今の社会活動における価値創造のポイントを幅広く含む内容となっています。
【特許庁 SDGsと価値創造~探究の入口~(授業で使える知財創造教育コンテンツ) 】
https://www.jpo.go.jp/resources/report/kyozai/sdgs.html