平成31年2月27日、福岡市内にて九州・沖縄地域におけるESD(持続可能な開発のための教育)に関する有識者間のネットワークを構築し、地域におけるESD推進に向けた関係づくりを進めるとともに、ESD活動支援センターにおける相談対応の強化や関係主体との連携促進を図ることを目的に、「九州・沖縄地域ESD大学有識者会議」を開催しました。
九州ESDセンターからの趣旨説明に続いて、ESD活動支援センター副センター長の鈴木克徳氏より、「ESDの政策動向」として、ESDの歴史やSDGsとの関連、ポストGAPの方向性等について紹介が行われました。
各県からご出席いただいた有識者による意見交換では、出席者の日頃の研究活動をふまえ、ESDに取組む上での課題や工夫、九州ESDセンターへの期待などが示されました。
特に、地域での実践活動や一般市民に伝えていくためには、ESDありきではなく、生活課題や地域課題を入口に、具体的な活動とあわせて伝えていくことが有効であることが強調されました。
また、このような意見交換やネットワーキングの場が、ESD活動を推進していく上で非常に重要であるとの意見が共有された会議となりました。
九州・沖縄地域ESD大学有識者会議
開催日:平成31年2月27日(水)14時~16時30分
会 場:博多バスターミナル 会議室(福岡市)
出席者:27名
主 催:九州地方環境事務所、九州地方ESD活動支援センター
共 催:福岡教育大学
後 援:日本ESD学会
概 要 <次第>
1.開会
2.ESDに関する政策動向について
3.ESD活動支援センターの取組について
4.ユネスコスクール支援大学ネットワークの取組について
5.九州・沖縄地域におけるESD推進について
6.今後の取組について
7.閉会