「パンデミックを乗り越え、進化するためのデザイン」をテーマに、九州大学大学院芸術工学研究院SDGsデザインユニットによる、クリエイティブアイデアの募集が行われています。
SDGs Design International Award | SDGsデザインインターナショナルアワード
https://www.sdgs.design.kyushu-u.ac.jp/awards/
SDGs Design International Awardsの紹介
デザインに対する社会からの期待が高まっています。SDGsで目標とされている飢餓や貧困、食料の問題など、一見デザインとは無関係に見える課題に対しても、デザインで解決しようという取り組みが世界中で起こっています。デザインの役割は、「色や形による造形表現」の枠を超えて、私たちの社会が抱える課題を解決する有効な方法になっているのです。
このアワードは、社会を変えることができる若く可能性のある学生を表彰し勇気づけるとともに、彼ら彼女らが生み出した解決策を世界の多くの人々とシェアし、未来のより良い社会づくりに活かすことを目標に推進していきます。多くの学生のみなさんの参加、そして、このアワード実施へのご賛同、ご協賛、ご支援をよろしくお願い申し上げます。
SDGsデザインインターナショナルアワード実行委員長 井上 滋樹
九州大学大学院芸術工学研究院 教授
募集テーマ
パンデミックを乗り越え、進化するためのデザイン
世界中の人々に危機をもたらしたパンデミックを乗り越えるためのデザインアイデアを募集します。
SDGsの17の目標に沿って、マスクや病棟などの具体的なデザインから、新しいコミュニケーション手段や変化する状況を正しく把握するための情報デザインなどのソフトの領域、生活必需品配送の新しいサービス、医療システムや、社会保障制度などの社会システムのデザインなど、私たちみんなが直面している課題を解決するアイデアを広範囲に公募します。
現在の新型コロナウイルス感染は、グローバルなレベルで全ての人々に大きな課題を突きつけ、だれもが自分ごととして捉えざるをえなくなっています。例えば、大学が閉鎖された時に、どう学べば良いのでしょうか。高齢者と同居している人たちはどのように感染リスクを回避できるのでしょうか。このように自分の身近なところから発想を広げて解決策を考えてください。
また、この危機をきっかけに人類のこれまでの生活様式を変えるイノベーションにつながるようなアイデアが生まれる可能性もあります。これまでとまったく違う、国際連携、仕事の仕方、社会制度のデザインなどのデザインも募集します。
応募要項
対 象
デザインに関心のある国内外の高校生、専門学校生、大学生、大学院生
※個人もしくはグループ
※応募時に各種教育機関に所属していること
応募デザイン
ジャンルは問いません。
デザイン、エンジニアリング、医療、経済、建築、アート、社会などの幅広い分野の実装を想定したアイデアをお待ちしています。
提出物および提出方法
1次審査 : 企画書 (英語・日本語)
テーマに沿ったデザインを、企画書(所定のフォーマット)にまとめて、応募フォームからご応募ください。フォーマットは「応募する」ページからダウンロードできます。
2次審査 : 企画書 (英語)+補足資料 (英語)
ブラッシュアップした企画書、作品を補足する資料(サイズ自由、枚数自由)のPDFを事務局まで送付してください。詳細については1次審査通過後各人に連絡します。
最終審査 : プレゼンテーション
2次審査を通過した方は、プレゼンテーションを行ってください。
プレゼンはオンライン会議システムを使って、実施していただきます。
スケジュール
※応募締切が9月20日まで延長となりました。
1次審査 応募期間 (日本語・英語)
2020年5月15日~9月20日
1次審査 結果発表
2020年9月30日
2次審査 準備期間 (英語)
2020年10月1日~10月8日
2次審査 結果発表
2020年10月15日
最終審査 準備期間 (英語)
2020年10月16日~10月30日
最終プレゼンテーション審査・授業式
2020年11月10日
応募作品の権利について
1 権利者への帰属および応募者の著作物を利用する規定について
応募作品についての著作権、その他の知的財産権は、応募者に帰属する。
ただし、応募者は、本コンペに関係するか否かを問わず、本コンペの実施主体の広報、その他実施主体の業務のため、日本その他全世界における本コンペにかかる著作物の一切の利用について、永続的、取消不能かつ無償で非独占的に許諾するものとする。
応募者は、本コンペの実施主体による著作物の利用に対して、本コンペにかかる著作物の著作者人格権を行使しないものとする。
2 応募者が盗用することに対する規定について
本コンペに応募した作品について、第三者の著作権、知的財産権、プライバシー権、その他第三者の権利を侵害しないことを応募者自らの責任で確認する。
応募作品は、応募者が一切の権利を有するオリジナルで、当該応募条件をみたさないときは採用を取り消すことができる。
応募作品について盗作の疑義が出た場合に、本コンペの主催者は、応募者に対し、ヒアリング、資料提出の要求をすることができる。ヒアリング、資料提出によって盗作の疑義が解消されない場合、主催者の裁量によって採用を取り消すことができる。
応募要項 | SDGsデザインインターナショナルアワード
https://www.sdgs.design.kyushu-u.ac.jp/awards/guidelines/