9月からの連続開催にて、琉球大学が主催する公開講座が開催されます。
内容は沖縄県北部のやんばる地域におけるオーバーツーリズムの現状や、世界自然遺産登録を期に関心の高まる生物多様性がテーマとなっております。
この講座の講師を地域ESD活動推進拠点にご登録いただいた、一般社団法人やんばるビジョンの久高代表理事が担当されます。
やんばるの生物多様性や、フィールドワークにご関心のあるみなさま、ぜひお申し込みください。
2022年度 琉球大学公開講座
【一般向け講座】
1. やんばる山学校 :世界自然遺産の登録で何が変わるのか
【概 要】
沖縄島北部やんばるの山は,琉球弧の地史を背景に独自の進化をとげた多種多様な野生動植物が生息・生育し,昨年7月に登録された世界自然遺産の中核をなす地域です。登録こそされたものの,世界自然遺産への正しい理解や適正な活用のあり方を学ぶ機会が少ないのが現状です。世界自然遺産登録地をいかに守り,未来へと継承していくのか,現地での様々なフィールドワークを通してやんばるの森林と人の暮らしのつながり,オーバーツーリズムなど観光による人間活動により惹起する影響を自らの目で確認します。そして,生物多様性豊かなやんばるの森の価値について,世界自然遺産登録を機に活用の可能性や発生が予見される問題点を多様なアプローチから3回連続講座で学びます。やんばるの生物多様性が地球科学の観点からみた多様性(ジオダイバーシティ)に支えられていることを学ぶ,辺戸岬周辺のフィールドワークも組まれています。
【講師名】
大島 順子 (国際地域創造学部准教授)
尾方 隆幸(琉球大学教育学部准教授)
久高 将和 (一般社団法人やんばるビジョン代表理事)
【開催日時】
9月17日 (土)9:30~16:30 世界自然登録地の今:イメージと現実
10月1日 (土)9:30~16:30 ジオダイバーシティの観点からみたやんばる
10月15日(土)9:30~16:30 世界自然遺産地域でのオーバーツーリズムを回避するには
:観光振興と保全のバランスの取り方
【会 場】
琉球大学「与那フィールド」及び国頭村内の森林やダム周辺
【定 員】
20名
【受講対象者】
一般市民(高校生以上)、教育関係者及び観光関連事業者
【受講料】
4,280円
【申込み期間】
6月頃
■開催協力/琉球大学農学部付属亜熱帯フィールド科学教育研究センター与那フィールド
(講義室提供),国頭村森林組合(視察協力),(一社)やんばるビジョン(講師担当,現地案内)
■備考/ ・会場周辺の森林や林道で観察を行うので,歩きやすい靴・服装で参加してください。
・当日は現地集合・解散です。
・少雨決行ですが,天候の状況をみて内容を変更する場合があります。
・万一の事故に備えて各自で任意の保険に加入してください。
※申込者には,別途詳細の案内をお送りします。
■お申込みについて■
・お申込み後、受付完了のメールが届きます。受付完了メールが届かない場合は、担当窓口までご連絡ください。
・講座によっては、申込み先や申込み方法が異なる場合がありますので、上記の講座案内をご確認ください。
・定員に達し次第、締め切りとなります。
その他の詳細については、「お申込みについて」をご確認ください。
■受講料について■
・有料の講座を受講する場合は、お申込み完了後すみやかに受講料のお振込をお願いします。大学から請求書等の送付はいたしませんのでご注意ください。
その他の詳細については、「受講料のお振り込みについて」をご確認ください。
■留意事項■
・実技や実験棟を行う講座については、万が一の事故に備えて保険加入をお願いしています。
その他の詳細については、「受講にあたっての留意事項」をご確認ください。
【公開授業/公開講座 担当窓口】
琉球大学 総合企画戦略部 地域連携推進課
〒903-213 沖縄県中頭郡西原町字千原1番地(大学本部棟1階)
Tel:098-895-8019(平日8:30~17:15) Fax:098-895-8185
【2022年度 公開講座No.1】やんばる山学校 :世界自然遺産登録地の今を体験し,学びを深めよう│琉球大学公開講座・公開授業予約サイト