8/24追記
応募締め切りが8月28日まで延長されました。
未来遺産運動は、地域の“たからもの”を未来の子どもたちに伝えたい、という想いの下、未来へと継承していくための地道な努力を続ける “人”と“活動”に光をあて、応援するものです。
市民による草の根の活動を「プロジェクト未来遺産」として登録することで、次世代を含む個人や企業、行政による理解と協力や、さまざまなつながりを生みだし、さらには日本全国に運動の輪を広げていくことを目指しています。
2009年の開始からこれまでに、全国の40都道府県で、79の市民による保全・継承活動を「プロジェクト未来遺産」として登録してきました。
少子高齢化や過疎化といった全国的な課題に直面している地域も多く、このような課題に向き合いながら、伝統的な町家の保全・活用、教育機関と連携した伝統祭事の継承、里山の保全と持続可能な利用など、知恵や工夫のつまった多様な市民活動が推進されています。
日本ユネスコ協会連盟では、2009年より、日本国内の豊かな自然や文化を未来の子どもたちに継承する市民の活動を、「プロジェクト未来遺産」として登録しています。地域が直面するさまざま課題に向き合いながら、身近な自然や文化の価値を大切に守り伝える人びとの活動に光をあて、その想いを未来へとつないでいきます。
地域の“たからもの”を100年後の子どもたちに伝えたい、そんな想いの下、未来への継承に力を注がれている皆さまからのご応募をお待ちしています。
募集対象
- 市民が主体となって地域の有形文化(建造物や遺跡等)を守り継承するプロジェクト
- 市民が主体となって地域の無形文化(演劇・技術・祭り等)を守り継承するプロジェクト
- 市民が主体となって地域の自然(自然景観や生態系等)を守り継承するプロジェクト
審査基準
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メッセージ性
地域の文化や自然を未来へ継承するという明確なメッセージをもつもの。
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モデル性
類似する課題を抱える他の地域へのモデルとなり、他地域への波及が見込まれるもの。
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次世代育成
次世代を担う子どもや若者を巻き込んでいるもの。
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地域活性化
第三者(個人・企業など)が参加できる仕組みがあり、地域活性化につながっているもの。
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独自性
先進性や創造性など、独自性が見られるもの。
プロジェクト未来遺産に登録されると
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顕彰
- 「プロジェクト未来遺産」の登録証が授与されます。
- 「プロジェクト未来遺産」登録時に応援金20万円が贈呈されます。
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活動・PR支援
- 各団体は、登録された活動を、「プロジェクト未来遺産」としてPRできます。
- 登録された活動を当連盟のホームページなどで紹介いたします。
- 登録された活動の宣伝や告知を当連盟のホームページなどで発信いたします。
今年度募集状況
「プロジェクト未来遺産2023」の募集を開始しました。
(応募締切:2023年8月10日)
募集期間が延長されました。
■応募締切:2023年8月28日(月)〔必着〕
プロジェクト未来遺産2023_募集要項(PDFファイル)
> プロジェクト未来遺産2023_応募シート(Wordファイル)
公益社団法人日本ユネスコ協会連盟 プロジェクト未来遺産に応募する
https://www.unesco.or.jp/activities/isan/heritage-for-the-future-project/apply/