JICAはシリーズ全6回のオンラインセミナーを開催しています。
第5回では、東ティモール国立大学の教育再建に携わった風間秀彦氏が「つながるチカラ」をテーマに、独立直後の混乱の中で人材育成や教育体制を築いた経験から、人と人のつながりの重要性をお話しされます。
また、ゲストの井本氏には、教育現場で実感された「つながるチカラ」の可能性についてお話いただきます。
お2人の貴重な経験をお話しいただけるセミナーです。ぜひご参加ください!
【12/17開催】2025年度JICA世界とつながる教育オンラインセミナー 第5回(申込受付中)
「新しい時代を生き抜くための6つのチカラ」をテーマに6回のセミナーを通して、教育現場はもちろん、人と人とのつながりがより一層大切になる、新しい時代を生き抜くチカラについて考えます。
シリーズの第5回目は、「つながるチカラ ~人と人のつながりから始まる東ティモールの国づくり〜」をテーマに、元埼玉大学教授・客員教授/元東ティモール国立大学客員教授である、風間秀彦氏にご登壇いただきます。風間氏は、インドネシアからの独立を巡る紛争や混乱によって、人、もの、システム、全てを失った東ティモールで、2000年に設立された国内唯一の国立大学「東ティモール国立大学」の工学部に対して教育能力の向上に携ってこられました。様々な困難の中、教官の学力や教育・研究能力の向上、修士号・博士号取得者の大幅増加、学部・学科の運営能力向上などを達成。その大きな要因である、人と人が「つながるチカラ」の大切さについてお話しいただきます。
また、2人目のゲストとして、Asian Hope Lab.主宰の井本氏もお呼びします。教員時代の実践経験から現在に至るまでに感じた、「つながるチカラ」の可能性についてお話しいただきます。
皆様のご参加お待ちしています!
【第5回 つながるチカラ ~人と人のつながりから始まる東ティモールの国づくり〜】
◉日 時: 2025年12月17日(水)19:00-20:30
◉講 師: 風間秀彦氏(元埼玉大学教授・客員教授/元東ティモール国立大学客員教授)
◉開催方法: Zoomによるオンライン開催
◉対 象: 教育に携わっている方、ご興味のある方ならどなたでも
◉申込〆切: 2025年12月17日(水)17:00
▼詳細・お申し込みはこちら
https://peatix.com/event/4469749

講 師: 風間秀彦氏(元埼玉大学教授・客員教授/元東ティモール国立大学客員教授)
プロフィール
1969年から39年間、埼玉大学の工学部建設工学科や地圏科学研究センター等に勤務し、学生教育や研究、国際協力に携わってきた。
1997年からタイのJICAタマサート大学工学部支援プロジェクトの短期専門家として土木工学の教育・研究支援に携わった。2003年からJICAの東ティモール国立大学支援の短期専門家として派遣されるとともに、2008年から9年間JICA同支援プロジェクトのチーフアドバイザーを務め、工学部教官の能力向上や教育の質の改善に寄与した。プロジェクト後も教官らの支援や交流を継続し、国際共同研究も行っている。プロジェクトの活動に対して外務省在外公館長表彰、JICA理事長表彰(国際協力感謝状)された。
2023年にJICAのプロジェクト・ヒストリー「苦難を乗り越えて、国づくり・人づくり 東ティモール大学工学部の挑戦」を出版。専門は土木工学:地盤工学、自然災害科学。
ゲストティーチャー: 井本亜希氏(Asian Hope Lab.主宰)
プロフィール
現在はフリーランスとして、拠点となる古民家「Asian Hope Lab.」で、異文化理解と多文化共生をテーマに、地域の人々が学び合い交流できる場づくりに取り組んでいる。また、NPOの国際ボランティア派遣コーディネート業務も受託し、地域と世界をつなぐ活動を続けている。
教員としては、中国の日本人学校と岡山県公立中学校であわせて10年間勤務。2018年度にはJICA中国「教師海外研修(スリランカ)」に参加し、異文化理解教育の視点を深めた。退職後は日本語パートナーズとしてインドネシアの高校に派遣され、日本語教育アシスタントを経験。フィリピン、東ティモールでの短期派遣も経験している。2020年からの3年間は地域おこし協力隊として、地域での異文化交流企画、在住外国人のサポートなどに取り組む。大学時代にはカンボジアでのボランティア活動に参加し、教育(共育)の重要性と、人がつながり学び合うことの力を実感した。その後、内閣府青年国際交流事業「東南アジア青年の船」に参加。現在は岡山青年国際交流会の会長として、ホームステイ受入れ、海外青年の交流支援、県内中高生への異文化理解授業などの活動にも携わっている。
情報引用元 JICA地球ひろば公式ホームページ(第5回「つながるチカラ ~人と人のつながりから始まる東ティモールの国づくり〜」)


















