環境省は、教職員などを対象に、環境教育の指導力向上を目的とした研修を実施しました。研修では、学校の授業づくりを改善する方法や、体験活動を取り入れた環境教育の進め方など、実践的な内容が幅広く取り上げられました。実施形式は、オンラインや対面、講師派遣など多様で、全国から延べ約870名が参加しました。今後は、これらの研修を通じて、学校や地域において環境教育を担う人材の育成をさらに進めていくとしています。
令和7年度教職員等環境教育・学習推進リーダー養成研修の開催結果について(報告)
環境省では、文部科学省の協力の下、持続可能な社会の構築を目指して、学校や地域で環境教育・学習を実践・推進するリーダーとなる人材を育成することを目的に、教職員等を対象とした研修を実施し、延べ870名が参加しました。次年度についても、本研修を実施することを予定しています。
■ 研修の趣旨
*画像をクリックすると詳細がご覧になれます。
【参考】開催要項は、以下を御参照ください。
〇令和7年度教職員等環境教育・学習推進リーダー養成研修の開催について(令和7年5月2日(金)付け環境省報道発表)
https://www.env.go.jp/press/press_04862.html
■ 各研修の開催状況
(1)カリキュラム・デザイン・コース
●集合型研修①(基礎編:オンライン型研修)
講義と、校種別(小学校・中学校・高等学校)に分かれての実践事例紹介、質疑応答等を行い、環境教育・ESDの基礎やカリキュラム・デザインのポイントを学ぶものです。研修はオンライン会議システム「Zoom」を使用して、3回実施しました。なお、連続講座ではなく、同一の内容を実施しました。
日程
<第1回> 令和7年7月10日(木)15:00~17:00
<第2回> 令和7年7月25日(金)15:00~17:00
<第3回> 令和7年7月26日(土) 14:00~16:00
参加人数 合計214名(全3回)
●集合型研修②(実践編:対面型研修)
〇小・中学校チーム
実践事例の紹介や各教科等と関連させた環境教育・ESD、SDGsの年間指導計画表(通称「ESDカレンダー」という。以下同じ。)の作成
〇高等学校チーム
環境教育・ESD、SDGsを探究課題(題材)とした総合的な探究の時間の計画の作成日程 <第1回> 令和7年8月18日(月) 10:30 ~ 16:00
会場:ビジョンセンター東京駅前
<第2回> 令和7年10月25日(土) 10:30 ~ 16:00
会場:AP大阪梅田東
参加者層 教職員、教育委員会の教育行政職員等
参加人数 合計83
●講師派遣型研修
学校、教育委員会、地方公共団体等からの希望を受け、講師を派遣して講義及びグループワークを行いました。環境教育・ESD、SDGsのカリキュラムをデザインする力を養うことができるように、小・中学校を派遣先とする場合には各教科等と環境教育・ESD、SDGsの視点を関連づけた年間指導計画表の作成を、高等学校を派遣先とする場合には、総合的な探究の時間を中心とした教科横断・地域連携の学習活動の整理等の演習をベースとして、派遣先のニーズに沿う形で、全国11か所において研修を実施しました。
派遣先 学校、教育委員会、地方公共団体等
参加人数 合計310名(全11か所)
(2)プログラム・デザイン・コース
●基礎編:オンライン研修
民間企業の環境教育・ESD担当者、ESG担当者を主な対象とし、学校、地域、企業等が連携した環境教育プログラムを企画・実践することができるよう、講義に加え、ゲストスピーカーとして環境教育に取り組まれている企業の担当者をお招きし、実践事例の紹介や意見交換を行いました。
日時 令和7年9月11日(木)15:00~17:00
内容 環境教育・ESDに関する基礎的内容に関する講義、実践事例の紹介や意見交換等の演習
ゲスト 熊谷 豊氏(石坂産業株式会社 執行役員/「体験の機会の場」研究機構 幹事長)
美鳥 佳介氏(キリンホールディングス株式会社 CSV戦略部)
参加者層 民間企業等の環境教育・ESD及びESG担当者、企業との連携に関心のある教職員、行政関係者等
参加人数 140名
●実践編:体験型研修
多様な参加者を対象として、環境教育等促進法に基づき、都道府県知事等によって認定された「体験の機会の場」(https://policies.env.go.jp/policy/eco/taiken-kikainoba/)を運営する企業・団体、国立・国定公園やラムサール条約登録湿地といった豊かな自然環境に根差した自然環境教育、地域・企業等と連携した環境教育を推進する社会教育施設など、多様なフィールドでの体験活動を通して、環境教育のプログラムをデザインする力を養うことを目的として行いました。
日程・開催地
<体験の機会の場>
①令和7年6月29日(日)
YMCA阿南国際海洋センター(徳島県阿南市)
②令和7年7月12日(土)
みずしま資料交流館 あさがおギャラリーほか(岡山県倉敷市)
③令和7年8月23日(土)
OMソーラー株式会社 地球のたまご(静岡県浜松市)
④令和7年10月11日(土)
株式会社相愛(高知県高知市)
⑤令和7年11月15日(土)
公益財団法人キープ協会 清泉寮新館ほか(山梨県北杜市)
⑥令和7年12月21日(日)
NPO法人雨煙別学校 コカ・コーラ環境ハウス(北海道夕張郡栗山町)
<その他>
⑦令和7年9月30日(火)
タカミヤ環境ミュージアム(福岡県北九州市)
⑧令和7年12月9日(火)
蕪栗沼・周辺水田(ラムサール条約湿地)(宮城県大崎市)
参加者層 教職員、行政関係者、民間企業、NPO/NGO、学生等の環境教育に関心のある方
参加人数 合計123名(全8回)
(3)まとめ
本研修に参加された方々が、本研修での学びをいかして、学校や地域での環境教育・ESDの推進に取り組まれることが期待されます。
次年度についても、本研修を開催することを予定しています。
連絡先
(令和7年度教職員等環境教育・学習推進リーダー養成研修の開催結果について(報告))



















